尾行・素行調査は犯罪ではないのか|違法調査と合法の範囲とは?

2023-03-02

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一般人の尾行・素行調査は犯罪?探偵の違法調査と合法の範囲とは?

尾行・素行調査は、調査対象者を尾行をする事になり、調査対象者に隠れて1日の行動を探ることになりますから、
犯罪ではないかと考える人が多いとされています。

実際に、尾行を基本に行う素行調査は違法ではないとされています。

たとえ血縁関係がない第三者であっても、契約を交わしていれば、尾行をする事はプライバシーの侵害にはあたらないとされているのです。

ですが、契約書を交わしていない場合、第三者が尾行を行う行為は、プライバシーの侵害にあたるとされていますから、友人や知り合いに素行調査を依頼する事はできません。

浮気の素行調査を依頼する人の場合、パートナーの携帯電話をチェックするという人が非常に多いのですが、ロックがかかっている状態から勝手に解除し、携帯をチェックする行為は、プライバシーの侵害にあたってしまうとされています。

たとえ家族であっても、郵便物を勝手に開けてしまうような行為も信書開封罪と呼ばれ、犯罪行為となりますし、鞄の中身をチェックしたり、財布の中をチェックするような行為も、プライバシーの侵害となってしまいますから、注意しましょう。

素行調査を行う場合、GPSを利用し、追跡を行うような人も多いのですが、お互いが共有している車であれば、GPSをつけても問題はありませんが、調査対象者の携帯電話に、勝手にGPS追跡アプリを追加したり、鞄にGPSを忍ばせる行為は、パートナーであっても、第三者であっても、犯罪行為となってしまいますから、注意が必要となります。

素行調査を探偵に依頼する前に注意する事

素行調査を行うという事は、調査対象者の事を信頼することができなくなっているために行うわけですから、調査報告書の使い方には十分注意しなければいけません。

ただ真実を知りたいと考えるだけであれば、調査対象者に素行調査を行ったことを決して伝えてはいけません。

調査を行ったことがわかってしまえば、前の関係に戻ることは非常に難しくなってしまうだけではなく、悪化してしまい、分かれる道を辿る事になる人は非常に多いとされています。

その他に注意する事としては、素行調査を行っているというような事をにおわせるような発言にも気をつけなければいけません。浮気しているのを知っていると伝えたり、今調べているから、と伝えてしまうと、調査対象者は、しばらく浮気相手に接触せず、慎重に行動するようになってしまいます。

せっかく調査を行ったのに、自分の発言により、調査対象者が浮気を自粛してしまう事もありますから、調査中は、いつもとは変わらず、自然体で接するようにしましょう。

調査を依頼する時には、どんな些細な事でも良いので、探偵社や興信所に伝えるようにしましょう。

クレジットカードの明細や、メールのやり取りで記憶している物など、調査報告書には使えないのではないかと考える人も多いかと思いますが、カードを頻繁に利用する曜日や、メールのやり取りをする時間によって、調査を行うタイミングを決める事ができる場合もありますから、自分自身の事前準備次第で、調査が早く終わるかどうかが決まることもあるのです。

尾行・素行調査が失敗となってしまう場合とは?しっかりした探偵へ依頼すること

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そのため調査に手抜きをされることも。。。。

もちろん大手探偵でも浮気・素行調査で失敗することもありますが、その原因はアナタだったりすることも。

素行調査が失敗となってしまう場合とは

素行調査が失敗となってしまう場合としては、浮気の調査を行った場合、絶対に黒であると確信をしているのにも関わらず、黒の調査報告書をもらう事ができなかった場合や、素行調査を行っている事が、調査対象者にばれてしまった時など、失敗であったと言えるでしょう。

よくあるケースは浮気している旦那に、依頼者の妻が、あれこれいま浮気について聞いてしまうこと。
愚痴や不満も調査対象者の警戒レベルをあげて、証拠をつかむことが困難になります。

いつも決められている曜日に、確実に浮気をしている事がわかっている場合、ピンポイントに曜日を指定して調査を依頼する事になるかと思いますが、その日に限って浮気相手と接触しないという事もあります。

ただ予定が合わなくて会う事がなかったのか、お相手と上手くいっていないのか、素行調査を行っている事に気が付いてしまったのかはわかりませんが、証拠を掴むことができなければ、失敗となってしまいます。たとえ失敗となってしまった場合でも、探偵社や興信所は動いているわけですから、お金を支払わなければいけません。

中には数日間事務所と契約をし、100万円近い金額を使ったのにも関わらず、調査が失敗となってしまうような事もあります。

そのような事を避けるためには、探偵社や興信所選びに注意をする事が大切となります。

広告に引かれて契約をしたり、料金に惹かれて契約をしたりと、契約をした理由があるかと思いますが、その事務所の実績を調べた上で契約を行わないと、その調査が失敗となりやすくなってしまいますから、注意が必要となるのです。

実績を積んでいる探偵社の場合には、調査対象者にばれないように、依頼者への注意点なども伝えられる事になるでしょう。